鹿児島の郷土料理である「がね」ってご存知ですか?さつまいもを細く切って野菜と一緒に油で揚げた郷土料理の一つで、みんなが集まる時に煮しめと一緒によく作られます。本来「がね」とは鹿児島の方言で「蟹」のことを言うのですが、油で揚げたその姿が蟹に似ていることから言われているそうです。
それぞれの家庭で入れる野菜などが違っていて我が家の味となっているがね。ご飯のおかずや子供たちのおやつ、焼酎のおつまみにもよく合いとっても美味しいですよ。
今日はねこのしっぽ流がねの作り方をご紹介します。
材料
- さつまいも:適量
- 玉ねぎ:適量
- にんじん:適量
- 卵:1個
- ザラメ:大さじ3(お好みで)
- 薄口醤油:大さじ2
- 米粉(小麦粉):適量
- 揚げ油:適量
作り方
さつまいも、玉ねぎ、にんじんを細切りにしてボールに入れよく混ぜます。
そこにザラメ、薄口醤油を入れ野菜から汁が出るまで待ちます。
野菜から汁が出たらこんな感じ。
卵を1個入れ
米粉を入れてよくかき混ぜます。
米粉の分量は野菜の汁と卵の水分がなくなるまで調節しながら入れて下さい。
スプーンやしゃもじなどで一口大にとり油で揚げていきます。揚げるときに油の温度が低い状態で入れて下さい。砂糖が入っているので焦げやすくさつまいもにゆっくりと火を通すためです。
両面にひっくり返しながら揚げて、火が通ったら油をよく切って下さい。
ご飯のおかずにもよく合います。塩やマヨネーズ+しょうゆも美味しいです。
コツ・ポイント
ザラメと薄口醤油を入れたら野菜から水分が出るまで待つこと。油で揚げる時高温からあげないこと。