手前味噌を作ってみよう!
食べ物の大切さを実感したい!
食べ物ってどうやって作られるのか知りたいという、
単純な思いから発足したキューブ味噌部。
どうせ作るならみんなで作ったほうが楽しいよね?ということから、
みんなで味噌を作りました。
味噌って作れるんですよ。
知っていましたか?
自分で作った味噌ってどこか可愛くって、美味しくって、
一度作ったら市販の味噌とはちょっと違う存在になります。
味噌の材料
味噌 2キロを作るとき
- 乾燥大豆 400グラム(煮大豆にしたとき 800グラム程度)
- 塩入り麹 1.2キロ(米麹、麦麹、あわせでもお好みで)
- 湯冷まし 200cc(大豆を煮た煮汁)
たったこれだけです。
まず、前日から水につけておいた大豆を一度ガスで沸騰させて、
中火でコトコト炊いていきます。
中々お家では難しいでしょうが七輪があると便利。
一度火をつけると7時間から8時間ほど煮炊きができます。
七輪の独特な火の匂いもどこか懐かしい香りです。
味噌作りをすると色々な匂いに包まれます。
大豆を煮るときの匂いもそう。
なんとも優しい香りです。
大豆は親指と小指で摘んで潰れるくらいまで煮て下さい。
(熱いので充分に冷ましてから潰してくださいね。)
潰れたら作業終了。
少し冷めるまで別の作業にとりかかりましょう。
手前味噌を作ると欲しくなるのがこの壺。
最初はタッパーウェアでやっていても、
だんだんと欲しくなってきます。
焼き物に凝ってもいいですし、
近所のホームセンターで手軽に手に入れることが出来ますよ。
とにかく雑菌に触れないようにするのが味噌作りのミソ。
味噌作りで使う全ての道具をアルコール消毒していきます。
今回は焼酎を使って消毒しました。もちろん日本酒でもオッケーです。
大豆と麹を合わせるもろ蓋や壺もしっかりと消毒しましょう。
大豆をすりつぶすすり鉢やすりこぎも丁寧に消毒します。
いつしかアルコールの香りに包まれてしまいました(^_^;)
さぁ、これから力仕事ですよ。
炊きあがった大豆をしっかりと水切りして、
重さをはかりながらすり鉢へ入れていきます。
本当はミキサーやフードプロセッサーなどを使うと簡単で便利なんでしょうけれど、
あえて、味噌部では手仕事にこだわります。
なぜって?
だって豆をつぶすときの手の感触や、
どうやったら上手に潰せるかなんて貴重な体験じゃないですか?
もともとこうやってどこの家庭でも味噌を作っていたんだと思います。
そういう時間って作業にせずに楽しみながらやっていきたいですね。
ぐりぐり。
ゴリゴリ。
なかなか潰れない2,3粒へ目がけてぐにゅっ!
女性なら手がぷらぷらになりますが、
だんだんと要領よくなって上手になっていきますよ。
このくらいになったら大豆の下ごしらえは完成です。
お疲れ様でした。
一休みしてくださいね。